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今回は、コソボ紛争後、UNMIK国連コソボ暫定行政ミッション下で、
コソボフィルハーモニー交響楽団の首席指揮者に就任した柳澤寿男さんについて調査するよ!
コソボって、どんなところなんだろう・・・
まだ安全じゃなかったりするのかな?
柳澤寿男さんの経歴から、玉置浩二さんとの関係について!
そして、結婚しているのか?妻はいるのか?
コソボの首席指揮者とは年収どれくらいなんだろう?ってところを調査します!
柳澤寿男さんの経歴
【話題のCD】戦火の絶えないバルカン半島で、音楽を通じて民族対立の無意味さを訴え続ける「戦場の指揮者」柳澤寿男指揮バルカン室内Oの『戦場のタクト』は本日発売!http://t.co/OUMWYNKys3 #柳澤寿男 pic.twitter.com/XLaEkviToN
— 山野楽器 クラシック (@yamano_classic) August 6, 2014
それでは、柳澤寿男さんの経歴について調べてみます!
名前:柳澤寿男 (やなぎさわ としお)
生年月日:1971年8月23日
出身地:長野県下諏訪町
出典:ウィキペディア
長野県諏訪青陵高等学校卒業後、国立音楽大学器楽科トロンボーン専攻を卒業します。
国立音楽大学に入るのって、大変なのかな?
あ!ちなみに、『こくりつ』じゃなくて、『くにたち』と読むのです。
気をつけて!
音楽大学って、偏差値はそんなに高く無いんだ。
音楽大学は、偏差値を見るのは、あまり参考にならないの。
やっぱり、重要なのは、音楽関係の実技なんだって。
子供の時からピアノ漬けで、かなりレッスンして、それではいれるみたい。
柳澤寿男さんはトロンボーン専攻だから、子供の頃からトロンボーンをやっていたのかもしれませんね。
ちなみに、国立音楽大学の卒業生は、久石譲さんがいます!
錦織健さんや、佐藤しのぶさんもだね!
有名な人が、たくさん卒業しています。
柳澤寿男さんは、本当は教師になりたかったんだそうです。
学芸大学を目指していたのですが、受からなくて国立音楽大学に入学しています。
そして、音大卒業後、教員採用試験も受けていました。
しかし、それも不合格。
何もかもうまくいかなくて、
「自分のやりたい方向に全然進めない。」
と感じたんだって。
そして、
だんだん本当に教師になりたいのかもわからなくなってきて、かといって他に何かやりたいことがあるわけでもないし、22歳の頃は宙ぶらりんになっていましたね。大学卒業後は、バイトをしながら1年間くらいブラブラしていました。でも、先輩に誘われて日本大学大学院芸術学研究科に進むことにしたんです。その時もまだプロの音楽家になるつもりはなく、教師になるつもりだったんですけど。
出典:柳澤寿男「自分のやりたい方向に全然進めなかった」 | 25zine
人生、なかなかうまくいかないこともあるよね。
なんだか、柳澤寿男さんは、イメージでやりたいことをそのまま成功して行った人だと思っていたので、意外でした。
そんなある日、西洋音楽史の先生が、ウィーンに行くので一ヶ月休講にするというので、自分も行きます!と名乗りをあげたんだって。
その時、なぜかいかなくちゃと思ったらしい。
そしたら、ついたその日にウィーンフィルハーモニー管弦楽団で、R.シュトラウス「アルプス交響曲」を指揮する小澤征爾さんに強く感動して、指揮者を志すことにしたんだって。
これが24歳。
運命の始まった日と言っています。
そして、沢渡裕さんに弟子入りしたんだよ。
これも、いきなり指揮者を目指して経験がないから、なかなか弟子にしてもらえなくて、やっと弟子にしてもらえたんだって。
1999年に沢渡さんについて渡仏して、パリ・エコール・ノルマル音楽院オーケストラ指揮科で学んで、2000年の東京国際音楽コンクール指揮部門で第2位受賞!指揮者を志してたった4年だよ!
才能があったのと、本人の努力の賜物だね!
2001年には、大阪フィルハーモニー交響楽団を指揮してデビュー。
2003年には、スイス・ヴェルビエ音楽祭指揮マスタークラス・オーディションに合格し、ジェームズ・レヴァインと、クルト・マズアに師事します。
ジェームズ・レヴァインは、アメリカの指揮者、
クルト・マズアは旧東ドイツ出身の指揮者の人で、それぞれ有名な人だよ。
デビュー以降、いろいろな交響楽団、管弦楽団に客演を果たし、2004年、マケドニア旧ユーゴスラヴィア国立歌劇場で客演指揮した歌劇『トスカ』の成功をきっかけで、同劇場の首席指揮者に就任。
よっぽど成功したんだね!
本人は、マケドニアで活動をしたことについて、
一言で言うと、出会ってしまったから。これは指揮者という職業に関しても同じで、出会った以上は「やらない」という選択肢が僕にはなかったんです。
出典:柳澤寿男「自分のやりたい方向に全然進めなかった」 | 25zine
と言っています。
2007年には、99年のNATO(北大西洋条約機構)軍の空爆以降、
UNMIK国連コソボ暫定行政ミッション下にあったコソボフィルハーモニー交響楽団に客演。
ローマ条約50周年記念コンサートでベートーヴェン交響曲第7番を指揮し、
そのまま同交響楽団常任指揮者に就任したよ。(2009年、首席指揮者に昇任)。
これも、出会ってしまったからなんだろうか。
紛争後で、大混乱のコソボで、指揮者になったことで、多くのメディアが取り上げたんだって。
だって、停電や断水の続くコソボで、ろうそくの灯りを頼りに楽譜を読むなどの不自由さ。
柳澤寿男さんだったら、もっと便利のいいところで指揮者になれるのに。
盲腸になった時も、十二時間以内に手術が必要だと言われたけど、コソボの医療水準の低さから、瀕死の状態で。自力でドイツのデュッセルドルフに移動し、九死に一生を得たらしいよ。
そんなに大変なコソボで、なぜ指揮者を続けようと思ったんだろう。
それは、平和への架け橋。
コソボという紛争後の国で指揮者をすることで、平和への架け橋になろうとしているんだと思います。
柳澤寿男さんとバルカン室内管弦楽団は、現在世界大戦のきっかけになったサラエボ事件から100年のイベントとして、「世界平和コンサートへの道」プロジェクトを立ち上げているよ。
柳澤寿男さんは、根強くコソボに残る民族・宗教問題に架け橋をかけようと、自らの活動を定めたの。
なぜかというと、内戦が続いていたコソボで青少年向けに開かれたコンサートでの出来事がきっかけだったようです。
「いつでも楽器を銃に持ちかえる」と語っていた楽団員が、
演奏後にもらしたひとことは「音楽の力はすばらしい」だったとのこと。
この言葉を聞いて、民族問題に架け橋をかけようと決めたそうです・
また、柳澤寿男さんは、若い頃はなりたいものに全然なれなかった。
だけど、その経験は無駄ではなかったようなんです。
柳澤寿男さんは、若い人に向けて、
なりたいものになれないっていうのは、それはそれですごく苦しいと思うんですけど、実はなってからの方が大変。注目してもらえたとしても、それを維持していくのが難しい。ずっと最先端の部分で走り続けないといけないから。若いうちは、自分が何者になりたいのか、何をしたいのか、とことん悩んでおいた方がいいですよ。僕も昔とにかく悩んだから、今何かあっても大丈夫だと思える。悩むのは悪いことじゃない。きっと、悩むことの中から良いものが生まれてくるんじゃないかな。
柳澤寿男「自分のやりたい方向に全然進めなかった」 | 25zine
と言っています。
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柳澤寿男さんと玉置浩二さんの関係は?
栁澤寿男さんは、玉置浩二さんの作曲した『歓喜の歌』を音楽の都ウィーンでバルカン室内管弦楽団公園で披露しました。
玉置が作曲した「歓喜の歌」は、民族紛争を経験した旧ユーゴスラビアの演奏家たちから構成されたバルカン室内管弦楽団に捧げられた楽曲。栁澤が主宰する同楽団が発信する、“尊き命あるものの共存と共栄”のメッセージに共鳴した玉置が、平和への祈りを込め作曲した。今回のコンサートでは、現代コソボを代表する作曲家ヴァルトン・ベチリが新制作版として編曲した。「喜びに溢れた玉置氏のメロディーは、私たちバルカンの音楽とも通じる」。コソボの打楽器奏者による、民族舞踊の際に使用するという楽器トゥンパのリズムと、緩急をつけた弦楽器のエスニックな音色が、玉置の作曲した普遍的なメロディーと溶け合い、「歓喜の歌」から新たな音の色彩を引き出した。
出典:玉置浩二作曲による管弦楽作品「歓喜の歌」 音楽の都ウィーンに響く|株式会社キョードーメディアスのプレスリリース
「玉置さんの熱が、バルカンの人たちを通してウィーンに伝わっていくのを感じた。
本日のプログラムはすべて、人と人が音楽で繋がっていくという、大事な意味を持ったもの」
と、終演後に語っています。
一体どんな音色を奏でたのでしょうか?
動画がありましたので、ご紹介します。
やっぱりオーケストラはいいですねえ。
バックにある、平和への祈りがあるから、余計いいですよねえ・・・
柳澤寿男さんは結婚しているの?妻はいる?家族は?
柳澤寿男さんは、BSジャパンの「戦場に架け橋を〜指揮者 柳澤寿男 コソボの挑戦〜」
で、
『東京に妻と幼い息子を残し、コソボフィルハーモニーの提供する古いアパートで、月給3万円で単身生活を送っている』と言っています。
ですので、結婚なさっているようですね。
でも、月給3万円では家族は養えないでしょうね。
きっと、奥様も働いて、生活を支えていたのだと思います。
柳澤寿男さんの年収は・・・どれくらいなの?
以前の番組で、月収3万円と言っているので、年収に換算すると36万円になりますね。
でも、いまでは、いろんなところで客演もしていますので、その収入もあるでしょうから、もう少し収入はあると思います。
テレビ出演もありますしね。
一般的に、指揮者の年収の平均は、400〜900万円と言われていますが、柳澤寿男さんはコソボという国の指揮者ですから、そんなにはもらっていないと思います・
指揮者の年収のモデルとして、
プロのオーケストラ:650万円
アマチュアのオーケストラ:400万円
オペラ団:550万円
音楽大学:650万円指揮者の年収【交響楽団・クラシックオーケストラ】やランキング・年齢別収推移|平均年収.jp
とありますが、柳澤寿男さんの場合はこれにくくれないですからね。
日本にいれば、これくらいもらえるのに、コソボという国で指揮者を続ける柳澤寿男さんは素晴らしいと思います。
まとめ
2008年に独立したばかりの世界で2番目に新しい国であるコソボで、貧しくても平和の架け橋になるために、指揮者を続ける柳澤寿男さん。
最初は教師になりたかったのですが、なりたいものになれず、目標を見失っていた時に出会った指揮者という仕事。
それは運命の出会いでした。
なりたかったものを続けて行く大変さを感じながら、それでも平和の架け橋になるために、妻や子供を東京に残してまでコソボで指揮を続ける柳澤寿男さん。
素晴らしいと思います。
月給も3万円で、日本にいればもっともらえるのに、それでも平和を撮る姿勢は、世界に誇れるのでは無いでしょうか?
玉置浩二さんとの共演も、胸に響くものがありました。
柳澤寿男さんは、きっとこれからも、コソボで平和のために指揮者として活躍して行くのだと思います。
いつか、柳澤寿男さんの指揮のオーケストラを聞いてみたいですね!

ここまで読んでくださって、ありがとうございました!
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今回は、音楽家の方について調査するよ!